2024年7月26日(金)、「金利ある世界をどう歩く?フリーランスのための最新資産形成術」セミナーを開催しました。
時間や場所に縛られない働き方ができるフリーランスは、一見すると理想的な働き方ですが、会社員とは違ってボーナスや福利厚生、退職金なども自分で管理していかなければなりません。厚生年金ではなく国民年金であることから老後のための貯金も会社員以上に考えていかなければならないものです。
そんななか、情報誌「ライターマガジン」を運営する株式会社イージーゴーと、フリーランス向けスマホアプリ「スマホ会計FinFin」、「スマホインボイスFinFin」を運営する会計バンク株式会社がフリーランスを対象としたセミナー『「金利ある世界」をどう歩く?フリーランスのための最新資産形成術』を開催しました。
講師には、日本FP協会認定CFPの森川敏彦先生に登壇いただき、詳しく解説しました。
セミナーでは、フリーランスの方向けに、新NISAが従来のNISAとは異なり、損益通算や繰り越し控除ができない点や、iDECOとの組み合わせによる税制優遇の活用方などの資産形成の基本や、ドルコスト平均法やリスク分散の重要性について具体的な例を交えながら解説され、長期的な視点での投資が推奨されました。
お金の価値と金利の影響についての説明が行われ、お金をそのままにしておくと、インフレーションなどの影響で生活水準が低下する可能性があるため、賢い貯蓄と投資の方法を学ぶことが強調されました。ファイナンシャルプランナーでありながら、税理士の資格をお持ちである森川先生だからこそ伝えられる、青色申告などの優遇措置や貯蓄、投資、保険のバランスを見極める重要性について具体的なアドバイスが提供されました。
「ライフプランをつくることは未来の地図をつくること」と森川先生は述べ、フリーランスにとってライフプランの重要性を説きました。ライフプランとは、将来の目標や希望を具体的に描き、その達成に向けた具体的な行動計画を立てるものであり、長期的な視点で資産を形成するための基盤となります。特にフリーランスの方々は、自分自身でライフプランを決める自由がありますが、その分、確実な計画を立てることが必要です。2000万円問題は多くのフリーランスにとって現実的な課題であり、将来の収入と支出を見積もり、適切な貯蓄と投資を行うことの重要性が指摘されました。
今回のセミナーには多くのライターの方が参加し、非常に関心が高かったことが伺えます。セミナーの内容は、収入をどのように貯蓄、投資、そして保険に分配していくかという点に焦点を当てており、これらをバランスよく管理することが強調されました。このようなライフプランを考えることで、フリーランスでも将来の不安を感じることなく、安心して仕事を続けられると確信できます。会計バンクでは、今後もフリーランスを支援するためのイベントを企画していきます。
スマホで撮影するだけでレシートや領収書が簡単に取り込め、仕訳も該当する項目を選ぶだけで完了します。税務署へ行かなくても、自宅にいながらスマホだけで確定申告ができます。
またインボイスの2割特例に対応した消費税申告も行うことができます。
確定申告をしたいと考えている個人事業主の方は「FinFin」を試してみてください。