フリーランス・個人事業主として働いている場合、確定申告を行う必要があります。会社員であれば、年末調整によって所得税が精算されますが、自分で事業を営んでいる場合は自身で所得を申告し、税金を納める義務があります。
確定申告の対象期間は毎年1月1日から12月31日までで、申告期間は翌年の2月16日から3月15日までとなっています。
※2024年度(令和6年度分)の確定申告は2025年2月17日から3月17日です。
もしも確定申告を怠ると、以下のようなデメリットが生じます。
期限内に確定申告を行わない場合、具体的に、①無申告加算税、②重加算税、③延滞税といったペナルティが課されます。無申告加算税は納付すべき税額に対し、50万円までは15%、50万円を超える部分は20%が上乗せされます。さらに、悪質な場合には重加算税として35%から40%が課されることもあります。税金が定められた期限までに納付されない場合には、原則として法定納期限の翌日から納付する日までの日数に応じて、利息に相当する延滞税が自動的に課されます。
通常、仕事に対する報酬を受け取る際には、所得税と復興特別所得税が源泉徴収されますが、人によっては、1年間の所得に対する税額より多い金額が、源泉徴収によって納付されていることがあります。
この場合、確定申告を行わないと、過剰に支払った税金の還付を受けることができません。
確定申告を行わないと、収入を証明する書類が作成できません。そのため、住宅ローンの申請や、金融機関からの融資、子どもの保育園申込などの際に、収入の証明ができず、不利になる可能性があります。
フリーランス・個人事業主として事業を行う以上、確定申告は避けて通れない重要な手続きです。申告を怠ると、税務上のペナルティや社会的な信用の低下など、さまざまなデメリットが生じます。適切に確定申告を行い、健全な事業運営を心がけましょう。
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