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2024.06.24 確定申告

記帳代行はフリーランスでもできる?導入のメリットや税理士への依頼との違いは?

記帳代行はフリーランスでもできる?導入のメリットや税理士への依頼との違いは?

確定申告をするためにも必要な「記帳」。会計関連の帳簿に記録することを指します。帳簿に事業に関する取引の内容を記録していくことで、事業の状態を把握することができるのです。
確定申告のときに領収書や請求書を会計ソフトに入力したのも、記帳という作業のひとつ。「放置したまま溜め込んでしまって確定申告のとき大変だった」という方も多いのでは……。そんな方々のために、「記帳を代行できるサービス」があります。以下、詳しくご説明します。

1. 記帳代行とは?どこまで依頼できる?

「記帳代行」とは、仕訳帳や総勘定元帳など、会計や確定申告に必要な資料の作成を代行してくれるサービスのことを指します。具体的には、次のようなことを代行業者に任せることができます。業者によってサービスやパッケージの違いがありますので、事前に確認するようにしましょう。

・領収書、請求書などの会計ソフト入力
・通帳に記録されている内容と、入出金にズレがないかの確認
・それぞれ勘定科目を選択した仕訳
・書類、あるいは書類データの保管

領収書・請求書を入力したり、金額の誤差を合わせたりするのに、とても時間がかかった経験をお持ちの方は多いことと思います。記帳代行を利用すると、それらの時間や手間を一気になくすことが可能です。

2. 記帳代行と税理士に依頼する場合との違い

記帳代行は、税理士に依頼するのと同じでは?と思われるかもしれませんが、明確な違いがあります。それは、「確定申告まで依頼できるかどうか」ということです。記帳代行はあくまでも記帳までを依頼するので、確定申告書の作成・手続きはご自身で行うことになります。税理士に依頼した場合には、基本的には確定申告完了までを任せられることが多いでしょう。そのぶん、料金については記帳代行が月額数千円から、税理士が月額数万円から、という大きな差が発生します。

このようにお伝えすると「確定申告を任せられないのは不安」と思われるかもしれませんが、「会計業務を部分的に(記帳の部分のみ)外注すること」には大きなメリットがあるのです。次の章で導入のメリットと合わせて見ていきましょう。

3. 記帳代行を導入するメリットとは?

記帳代行を導入するメリットは、次のようなものがあります。

・記帳にかかる時間を節約でき、本業に集中する時間を増やせる
ご存じの通り、会計ソフトへの入力は領収書や請求書の整理と保存を含め、多くの時間がかかります。それらの時間を節約し、事業に集中することができるようになるでしょう。「確定申告までに間に合うか気がかり」といったストレスからも解放されます。

・記帳のミスや漏れが減る
自分で行うとありがちなミスや記入漏れも、記帳代行のプロに依頼するとこによって減ると考えられます。もちろん、ご自身が領収書を紛失したり、提出を忘れたりするなどのミスがあると困りますが、「書類を集めて発送する」という作業のみとなるため、すべてを自分で行うよりずっと安心です。入力したデータはご自身で確認することができるので、以前は悩んだような仕訳も「こうすればよかったのか」と確認し、学習することができるでしょう。

・金額的な負担が軽い
先に触れたように、税理士に依頼するのに比べて費用を低く抑えることができます。また、税理士の場合多くは年単位ですが、記帳代行には月単位の契約も多く、切り替えたい場合や状況が変わって依頼をやめる場合にも損失が少なくて済みます。

・確定申告自体は自分で続けられ、経験と知識が構築できる
事業を続ける限り、確定申告は必要です。これは規模が小さくなっても同じであり、確定申告についての知識を構築しておく方がさまざまな状況に対応しやすくなります。制度の変更についてもご自身で体験でき、しっかり把握できるでしょう。いつか記帳代行を「卒業するとき」にも、確定申告については理解しているほうが、不安が少なくて済みます。

また、「やはり確定申告まで依頼したい」という場合には、オプションで税理士による税務手続きを追加するという方法もあります。費用は増えますので、必要性をしっかり考えて依頼しましょう。

4. 「FinFin記帳代行」を検討しよう!

「FinFin記帳代行」は、「FinFinスマホ会計」の方が利用できる記帳代行サービスです。請求書や領収書を専用の封筒に入れて送るだけで、ソフトへの入力を任せることができます。枚数制限などもありません。書類発送後、1ヵ月ほどでソフトへの入力を確認でき、自分の事業の会計を把握するのが遅くなってしまうということもありません。

FinFin記帳代行はこちら!

「ひと(他人)に任せられるところはひとに任せる」というスタイルを身につけ、本業に力を入れていくスタイルは、事業拡大においても大変重要な要素と言えます。会計業務も例外ではありません。ぜひご検討くださいね。

記事監修者紹介

恒川洋子税理士事務所 税理士
恒川洋子先生 恒川洋子税理士事務所

1979年愛知県岡崎市生まれ。約10年の税理士事務所での経験を経て、2023年4月埼玉県越谷市にて独立。医業・飲食業・輸出入・小売業・卸売業・IT関連・不動産・イベント制作・各種サービス業、医療法人・一般社団法人・NPO法人等、多様な業種・形態の決算・申告を経験。「経営者が本業に集中できる環境を提供する」「お客様の事業が発展することで間接的に社会貢献する」ことを理念に掲げ活動中。