近年、支払い方法がどんどん多様化してきています。
特に「支払いを先延ばしにできる方法」として普及しているのが、後払い(ツケ払い)とクレジットカード払いです。
どちらも利用者にとって便利で柔軟性がありますが、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。
本記事では、後払いとクレジットカード払いの違いや特徴について自分に合った方法を見つけていきましょう。
後払い(ツケ払い)は、商品やサービスを受け取った後で代金を支払う方法です。請求書や払込票が後から届き、指定された期限内に支払います。支払い忘れに注意が必要です。銀行振込やコンビニ支払いがこれに該当します。
後払い(ツケ払い)は、商品の受け取り後に支払いを行います。具体的には、注文した商品が手元に届いた後、指定された支払い期限までに支払う必要があります。
購入した商品の品質や状態を確認した後に支払いを行えるため、消費者にとって安心感があるというメリットがあります。
後払いには、支払い時に手数料が発生する場合があります。例えば、銀行振込やコンビニ支払いを利用する際に、特定のサービスでは手数料が課されることがあります。一部サービスでは、手数料無料のものもあるので、手数料がもったいない、という方は条件をよく確認してお得なサービスを利用しましょう。
後払いには明確な支払い期限が設定されています。通常、注文後から数日から数週間以内に支払いを完了する必要があります。この期限を守らない場合、遅延手数料や利息が発生する可能性があります。したがって、支払い期限をしっかりと把握し、計画的なスケジュール管理を行うことが求められます。
後払いには月間の利用上限が設定されている場合があります。これは、利用者が予算内での支出を管理しやすくする目的があります。ただし、高額な商品を後払いで購入する際にはこの制限に注意が必要です。また、後払いは一般的に年齢制限がなく、未成年者でも法定代理人の同意があれば利用可能です。
クレジットカード払いは、カード会社が一時的に代金を立て替え、後で利用者がまとめてカード会社に支払う方法です。クレジットカード支払対応のお店や、ECサイトも増えてきており、便利な支払方法の一つです。
クレジットカード払いでは、商品購入時に即座に支払いが完了するのではなく、後日カード会社から請求され、登録している銀行口座から引き落とされます。これにより、実質的に後払いと同様の感覚で利用できます。購入時の出費を一時的に先延ばしにできるため、急な出費にも対応しやすいです。
クレジットカードはネット通販だけでなく、日常生活の様々な支払いに広く利用可能です。スーパーやレストラン、公共料金の支払いなど、多岐にわたるシーンで利用できるため、利便性が非常に高いです。この広範な利用範囲は、クレジットカードの大きな魅力の一つです。
多くのカード会社ではポイント制度を設けています。カード会社や条件によってもポイント率は異なりますが、一般的にクレジットカード利用額の0.5%~3%のポイントが貯まります。貯まったポイントは、商品購入時に利用することができるので、利用者にとって大きなメリットとなります。
一般的に、クレジットカードの利用には追加の手数料は発生しません。そのため、コスト面で後払いよりも有利と言えます。ただし、リボ払いなど特定の支払い方法や分割払いを選択した場合には手数料が発生することがあります。また、カードによっては年会費が存在する場合もあります。手数料・年会費についても事前に確認しましょう。
現代では、後払いがさらに便利になり、新たな決済サービスによりスマートフォンから瞬時に支払いが可能となっています。これにより、あらゆる場所から、よりスムーズで安全に支払うことができます。また、後払い(ツケ払い)とクレジットカード払いにはそれぞれ特徴があり、自分のライフスタイルやニーズに合ったものを選ぶことが重要です。どちらも便利で安心して使えますが、特徴を理解して使い過ぎないよう、賢く活用しましょう。
個人事業主にも利用できる請求書支払い代行サービスが増えてきましたが、やはり請求書を作成するアプリと直結しているサービスの利用がスムーズです。「FinFin カード決済」は「スマホインボイス FinFin」で受領した請求書を、 PC・スマホから指定して申し込むことがでできます。振込名義はご自身の名前や社名、事務所名を指定できますので、FinFin カード決済を利用したことは取引先にはわかりません。
なお、気になる審査や手続きですが、クレジットカードの与信枠を利用するため、それらの面倒は不要です。あくまでも利用できるのはクレジットカードの利用枠までとなりますが、上手に利用してキャッシュフローを安定させていきましょう。審査については『ファクタリング審査がなかなか通らない!その原因と解決策について解説!の記事も参考にしてください。
なお、スマホインボイスFinFin を使うと、「請求書を送った相手」もカード払いが利用できるようにすることが可能です。大きな企業などの取引先は難しいですが、お付き合いの長い取引先・個人事業主などには喜ばれるかもしれません。相互でビジネスを発展するためのツールとして、ぜひお試しください。