今年から確定申告にチャレンジするみなさん、青色申告についてご存じでしょうか?
青色申告のメリットや、事業用口座、クレジットカードの管理についての基本的な知識を押さえておくことで、スムーズに申告を進めることができます。
疑問点を解消し、自信を持って申告に臨むための参考にしてください!
確定申告には、青色申告と白色申告の2種類があり、青色申告は白色申告よりも細かな簿記(お金の出入りの記録)が求められますが、特典により納税の負担を少なくすることができます。
具体的には、最大65万円の特別控除や、家族給与を「青色事業専従者給与」として経費にできる、もし初年度分が赤字の場合にその損失を最大3年間繰り越せる、などのメリットがあります。これらの特典は節税につながりますので、これから事業(副業含む)を始める方、起業初期の方は、ぜひ青色申告を検討しましょう!
青色申告の具体的なメリットはこちらの記事で紹介しています。
『初めての確定申告!不安な方に基本から徹底解説します』
青色申告をスムーズに進めるためには、まず支出と収入をしっかり管理する必要がありますが、
その際に、事業用の口座を作ったり、クレジットカードの利用によって管理が楽になります。
まず、事業用の口座を作る理由ですが、「副業を含めた事業のお金」と「プライベートなお金」をしっかり分けて管理することで、どのお金が事業に関わっているのかが明確になります。これにより、確定申告の際に事業に関わるお金の流れがわかりやすくなり、申告もスムーズに進みます。個人的な収支は税務署に申告する必要がなく、必要なのは事業に関わる部分だけです。その必要な部分をピックアップする作業を少しでも楽にするのが目的です。
また、クレジットカードについても、事業用とプライベート用を分けるのが理想的です。ただし、あまりクレジットカードを使わない場合は、今のところ個人のカードを使っても問題ありません。その際は、プライベートで使ったお金を記録しておき、後で事業用の経費として処理することが重要です。もし事業用のクレジットカードを作ることになった場合には、会計ソフトと連携させることで、管理がさらに簡単になります。
このように、事業用口座を作ったり、クレジットカードを適切に管理したりすることは、確定申告をスムーズに行うための第一歩となります。
確定申告書の「第一表」は、収入と支出を整理し、税金の計算に必要な所得を求めるための大切な書類です。
緑色の枠の収入欄には、給与や事業収入など、すべての収入を記入し、そこから経費を差し引いて青色の枠で「所得」を計算します。
そして、赤色の枠へ移り、所得から保険料や控除額をさらに引いて、最終的な税額が決まります。
確定申告は、収入と支出をもう一度整理する大事な作業ともいえます。
青色申告に必要な「所得税青色申告決算書」も、確定申告書の内容を反映して作成していきます。会計アプリを活用しつつ、少しずつ確定申告について理解をしていきましょう。
最大65万円の控除を受けられる青色申告をスムーズに進めるためには、事業用口座の開設とクレジットカードの適切な管理が重要です。
事業の収支を明確に分けることで、申告時の煩雑さを軽減することができます。こうした作業をもっと簡単に行いたい方には、スマホアプリ「スマホ会計FinFin」の利用がおすすめです!
銀行口座やクレジットカードとの連携で自動的に明細を取り込むことで、仕訳登録もかんたんに完了するため、事業用経費の管理が格段に楽になり、確定申告の際も書類作成がスムーズに進みます。
簡単に青色申告をしたい方は、ぜひ「FinFin」をお試しください。